ポリプラスチックスは、耐アルカリストレスクラッキング特性を実現したポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)「ジュラネックス® 532AR」を開発した。
自動車ではPBT製を含む様々な部品が車両下部に設置されるケースが増えているが、路面との距離が近く水や泥はね等で周辺の金属部品に錆が発生しやすい環境にある。錆が発生する際に生じるアルカリ物質は樹脂にダメージを与えクラックを発生させること(ストレスクラッキング)があり、部品の機能を損なう懸念がある。
開発品は、アルカリ環境下の耐ストレスクラッキング試験で従来グレードと比べ耐久性、耐加水分解性や耐ヒートショック性に優れる。