“やわらかい物質”と計測・評価の技術情報誌「月刊Soft Matter」の第6号となる2018年9月号が9月5日に小社より発行された。
今号の特集は「医療・バイオにおけるソフトマターの適用」。同特集では、原子間力顕微鏡(AFM)を用いた細胞レオロジーの高速マッピングから、コンタクトレンズにおけるソフトマター研究開発の動向、人工関節への適用に向けたポリビニルハイドロゲルの潤滑液中摩擦特性評価、医療機器におけるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂の適用まで、最新の技術情報を幅広く紹介する。
特集:医療・バイオにおけるソフトマターの適用
◇ソフトマターが活躍する世界~コンタクトレンズ~その素材の変遷と先端素材;シリコーンハイドロゲルの謎・・・メニコン 伊藤 恵利
◇細胞ナノレオロジー:原子間力顕微鏡法・・・北海道大学 岡嶋 孝治
◇人工関節への適用に向けたポリビニルアルコールハイドロゲルの潤滑液中摩擦特性評価・・・金沢大学 岩井 智昭
◇医療機器におけるPEEK樹脂の適用・・・ダイセル・エボニック 澤田 克己 氏に聞く
連載
Cover Story・・・WPC処理による食品用粉体の付着防止と摺動特性向上
ソフトマターの豆知識 第4回 コロイド粒子のブラウン運動・・・山形大学 古川 英光
NEWSトピックス
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