イグス、最大回転動作7000°の狭小スペース向けケーブル保護管を開発

2020年02月10日(月曜日)

 イグスは、回転動作においてケーブルやホースを安全・確実にガイドするケーブル保護管「ツイスターバンドHDシリーズ」として、特に工作機械やロボット内などの狭小な設置スペースでの用途に向けに内高さ11mmと18mmの2種類の小さいサイズを開発した。

イグス 狭小スペース向けケーブル保護管

 同シリーズはスリム・軽量で、回転軸に近接して回転動作を行う。チェーンリンクがピン・フック方式で繋がって構成されているため、曲げ半径が固定されると同時により高い安定性が確保。

 また、グラスファイバー強化材料のを使用によりメンテナンスフリーで長寿命化を実現。モジュール式構造のため、必要に応じ長さを調節できるほか、ケーブル収納が容易なことや交換・拡張が随時可能なことも、スリップリングに勝る利点となる。