積水化成品工業、熱可塑性エラストマー発泡体植物由来グレードを開発

2020年02月10日(月曜日)

  積水化成品工業は、熱可塑性エラストマー発泡体の植物由来グレード「エラスティル® BIO」を開発した。

 エラスティルは、独自の発泡・成形技術により開発された発泡熱可塑性エラストマーで 、その成形品は軽量性、高反発性、 曲げ強度や圧縮強度などの高い機械的特性を備えており、リーボックのランニングシューズ「フロートライド エナジー」のミッドソールに採用されている。

 今回、エラスティルの植物由来グレードであるエラスティル® BIOにおいて既存のエラスティルが持つ高いパフォーマンスを維持することに成功、その性能が評価されリーボックが2020年秋に発売予定の初の植物由来パフォーマンスランニングシューズ「フォーエバー フロート ライド グロウ」のミッドソール素材として採用された。
 

「フォーエバー フロート ライド グロウ」のミッドソール素材として採用
「フォーエバー フロート ライド グロウ」のミッドソール素材として採用