カネカの生分解性バイオポリマー「Green Planet®」使用したカミソリが、東急ホテルズ&リゾーツでの採用が決定し、本年1月から順次、東急ホテルズ&リゾーツが運営するホテルで導入される。ホテルチェーンでGreen Planetを使用したカミソリが採用されるのは国内初となる。Green Planet製カミソリはカネカと貝印で共同開発したもの。
Green Planetは、石油資源に依存せず、環境にやさしいソリューションを提供したいという思いを原点にカネカが開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、土壌中に加え海水中でも容易に分解されCO2と水に戻るため、プラスチックによる環境汚染問題の解決に貢献できる。
東急ホテルズ&リゾーツは、サステナブルなホテルづくりを掲げ、循環型社会の実現に取り組んでおり、主要な客室アメニティにおいて、歯ブラシ、ヘアブラシに続く3点目のGreen Planet製品としてカミソリを採用したもの。
貝印は、国内ホテル向け業務カミソリのシェアトップクラスで、サステナビリティの向上を開発方針として掲げており、Green Planetを活用し環境負荷低減に貢献すべく、カネカとの共同開発を進めてきた。
カネカでは、「世界を健康にする。KANEKA thinks “Wellness First”.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供しており、引き続き東急ホテルズ&リゾーツ、貝印との連携を強化し、サステナブルな社会の実現を目指していく考えだ。