イグス、捻回用途に耐えるIO-Link可動ケーブル2種を開発

2021年04月12日(月曜日)

 イグスは、ロボットでの捻回使用に耐えられるセンサ・アクチュエータ用のIO-Link可動ケーブルとして、「チェーンフレックスCF77.UL.03.05.INI」と「チェーンフレックスCF77.UL.03.05.INI.D」の2種を開発した。

 ケーブル保護管「エナジーチェーン」内での高度な要求に対応、±180°/mの捻回使用に耐えられるよう設計されているほか、許容曲げ半径6.8×dで狭い設置スペースにも適している。

 IO-Linkケーブルには、小さな曲げ半径で高負荷に対応できるとともに、ロボットのねじれ動作にも耐えられることが求められる。このIO-Linkケーブルは、イグスの社内試験施設で2,200万ストロークの試験をクリアしているほか、現在入手可能な曲げ半径の小さいIO-Linkケーブルに比べコスト効率に優れる。

イグス IO-Linkケーブル2種