やわらか3D共創コンソーシアム、11/20に滋賀で第2回やわらかものづくり研究会・ゲル部会を開催

2019年10月25日(金曜日)

 やわらか3D共創コンソーシアムは11月20日、滋賀県立大学交流センターCホール(http://www.usp.ac.jp/campus/acs_map/)で「第2回やわらかものづくり研究会・ゲル部会を開催する。

4月5日に開催された、やわらか3D共創コンソーシアム1周年記念シンポジウムのようす

 同コンソーシアムは、ゲル材料の3Dプリンティングで世界を先導する山形大学・古川英光教授を中心に、幅広い分野の企業や団体が連携し、新産業や革新的事業の創出と人材育成を目指すもの。

 3Dプリンターの造形精度の向上と造形可能材料の多様化により、3Dプリンティングは製造業にイノベーションをもたらす技術として注目されるとともに、医療や食品、教育といった多岐にわたる分野で利用が進んでいる。こうした中、古川教授が率いるコンソーシアムでは、食品、医療、ゲル、モビリティ、ロボットの五つの部会を設置し、3Dプリンティングの最新技術を学び、アイデアを具体化する場とする。

 今回の研修会は特にゲルに焦点を当てた内容となっており、滋賀県立大学の協力のもと、同コンソーシアムとしては初めての滋賀県でのイベント開催となる。

 午前の部への参加は、同コンソーシアムの会員限定となるが、午後の部は誰でも参加できる。古川英光・やわらか3D共創コンソーシアム会長は「是非とも参加していただき会員となっていただき、ともに、日本発のオリジナルの3Dプリンターと日本の誇る新技術を用いて、創造性と技術、研究を結び付けた新しいイノベーションを起こしてほしい」と参加を呼びかけている。

■参加費 (当日資料代、意見交換会参加費含む)
 会員 :5,000 円(税込)/人、 一般(非会員): 7,000 円(税込) /人

■参加申込URL
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScGI9pPQW2XcRgkHEi7QwJqp_xQNeMVtc-WDcFbxiccQGiyWw/viewform

■申込期限:11月11日 正午

 プログラムは以下のとおり。

◆午前の部(10:00~13:00):会員限定
・開会挨拶・趣旨説明 古川英光氏(やわらか3D共創コンソーシアム会長/山形大学教授)
・講演「未定」中畑義弘氏(ニデック 副主席技師)
・講演「ゲル材料を活用したロボットの開発」山野光裕氏(滋賀県立大学准教授)
・研究室見学会
・ゲル部会

◆午後の部(13:20~18:00):一般参加可
・開会挨拶・趣旨説明 古川英光氏
・基調講演「機能性ゲルとその応用」廣川能嗣氏(滋賀県立大学 学長)
・参加企業からの話題提供
・講演「高強度ゲルの人工軟結合組織への応用と固定化技術」野々山貴行氏(北海道大学 特任教授)
・講演「食ビジネスにおける付加価値生産とイノベーション」井澤裕司氏(立命館大学 教授)
・閉会挨拶 川上 勝氏(やわらか3D共創コンソーシアム技術トップ/山形大学 准教授)