“やわらかい物質”と計測・評価の技術情報誌「月刊Soft Matter」の第18号となる2019年9月号が9月5日に小社より発行された。
今回の特集では、「ロボットにおけるソフトマターの適用拡大」として、ソフトマターであるやわらかく不定形の食品をハンドリングするためのソフトロボットハンドの開発から、可動部で低摩擦・耐摩耗特性を発揮する「モーション・プラスチック」技術のロボットにおける適用事例、さらにはロットハンド表面への活用が期待される、付着力のスイッチングに活用できる液晶エラストマーの大きな粘弾性変化の技術まで、最新の技術情報を幅広く紹介する。
特集:ロボットにおけるソフトマターの適用拡大
◇食品ハンドリング用ソフトロボットハンドの開発・・立命館大学 平井 慎一
◇ロボットにおけるモーション・プラスチック技術の適用・・・イグス 北川 邦彦 氏 に聞く
◇付着力のスイッチングに活用できる液晶エラストマーの大きな粘弾性変化・・・産業技術総合研究所 大園 拓哉
注目技術
◇樹脂材料への機能性めっきの適用:自動車向け装飾めっきの適用・・・マクダーミッド・パフォーマンス・ソリューションズ・ジャパン ジュリアン・ベイショア 氏、原 昌宏 氏に聞く
連載
Cover Story・・・計画的な保守・点検を実現するスマートプラスチック
ソフトマターの豆知識 第16回 導電性プラスチック・・・山形大学 古川 英光
Newsトピックス
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